食糧人類1巻の詳細なネタバレ(後半)と感想!無料です。
こんにちは。食糧人類1巻を読みましたので、ネタバレや感想を書いていきます。
この漫画、「アポカリプスの砦」の作者である蔵石ユウ先生やイナベカズ先生の作品と言うことで、単行本が出る前からかなり注目していました。
非常に待ち遠しかったわけですが、ついに今日手に入れることが出来ました。
ネタバレが含まれているので、注意してください。
食糧人類のあらすじ
飼育場ならぬ肥育場を脱出する山引とナツネ。
伊江は二人に同行しようとしますが、あなたでは役に立たないでしょうねと言われ、置いていかれそうになります。
液体でも飲んでゆっくり休んでと言われ、絶望を感じる伊江でしたが、ここで引き下がっては周りにいる醜いものと一緒になってしまうと発起して二人を呼び止めます。
外がどうなっているか知っているのか、どうなっているか知らないで外に出るのは無謀すぎませんかと言われ、引き返す二人。
伊江の足元には工場らしき室内がどうなっているのか、詳細な絵が描かれていました。
瞬間記憶能力を持っていた伊江は小さい頃から一度見たものはたいがい映像として覚えられるというのです。
ここまでの道のりを知っているのは伊江だけであり、自分抜きで外に出るのはマップなしRPGみたいなものだと主張する伊江。
足手まといになるようだったら置いていくことを条件に同行を許された伊江。
ナツネはツンデレなのでしょうか。
3人が部屋を出て、ドアが閉まる直前、友人のカズを抱えて飛び出してきた伊江。
何のつもりだとナツネに殴られそうになりますが、そこに他の作業員が通りかかります。
何をしていると問い詰められ、困った山引は薬液が体質に合わなかったとか強引な理由を作ってなんとかごまかす事に成功。
伊江は処分場行きが決まりました。
そこに通りかかるのは裸のまま手を鎖でつながれ目隠しをされた男達。
呆然と見つめる様子に作業員の男はナツネたちに生殖種を見るのは初めてかと問いかけます。
処分場に行くならついでに面白いもの見せてやると全員を連れてどこかへと向かうのでした。
連れて行かれた先はまるで拘置所のような場所ですが、まるで雰囲気が違います。
鉄格子越しには沢山の女性が収容されており、男性の姿を見るや否や男を求めるように近寄ってきました。
よほど男に餓えていたのか、卑猥な言葉を叫んだり、男性を誘惑するようなしぐさをしています。
作業員の男性がそんな女性の一人を指して「歳はいくつだと思う」と問いかけてきます。
抜け落ちた歯に加えてしわだらけの顔、たるみきった肌、白髪交じりの髪の毛などから50代を予想しましたが、実際は18歳でした。
聞けば出産を何度も繰り返し、20人以上産んだ優秀な「生殖種」らしいです。
薬を使って頭のねじを飛ばした上に催淫剤と呼ばれる薬を使ったせいで常に発情中。
色んな薬を使ったせいで後一回で廃棄とおぞましい事を言い出す作業員の男性。
後ろでは特別な興奮剤を男に使ったようで、死ぬまで交尾の事しか考えられなくなってしまった模様。
ふと出てきた「あの方たち」という言葉に反応する伊江でしたが、下っ端なために何も知らないだろうと山引は興奮剤を打ち出します。
作業員達に興奮剤をうち、牢屋に監禁した後は一旦落ち着いて状況を整理。
今までに見てきた高カロリーの薬液や、ほんの僅かでも我を失うほど性欲が昂進する薬などから、施設自体が一企業レベルのものではないことが見て取れます。
食糧人類のネタバレと感想
若い作業員の男が中年の作業員に後ろから突かれている頃、山引はそんなシチュに興奮し、ナツネは牢屋を空けて乱入。
中年のほうを投げ飛ばし、若い方にここにいる女たちは助かるのかと聞きます。
若い男は運よくここから出られたとしても一生あのままだというと、更に殴り飛ばし、元通りにおっさんと二人っきりの状況を作りました。
そんなとき、強烈な腐敗臭がするかと思ったら、恐らく腐敗したであろう赤子を抱いた女性が近寄ってきます。
男性陣を父親だと思い込み、抱くようにに求めますが伊江と山引は動く事ができません。
ナツネが一人女のほうへと近寄り、労いの言葉をかけると同時に女を強く抱きしめ、全てを終わらせた後、二人を拝みます。
山引はこの施設を初めは反社会的組織の闇施設と予想していたようでしたが、現状や巨大な虫を見ているだけでもそれよりもさらに大きな危険な場所だと判断したようです。
もしかしたら生物兵器の研究所かもしれませんね。
一刻も早く脱出しようとする伊江に対して、刺激的で楽しい場所だと語る山引。さらにはやることがあるといいだしたナツネ。
二人を置いてカズと脱出しようとしますが、当の本人が見つかりません。
その時、正気を失ったカズが大声で伊江を呼んでいました。
騒ぎになる前に黙らせないと3人が駆け寄りますが、そこには巨大な蚕のようなものが沢山並んでいる部屋。
天井にはモニターが付けられていてそこからは日本語や英語、スペイン語に中国語、アラビア語に加えてロシア語まで映し出されています。
蚕を触ってみた伊江でしたが、なんだか動くような感触を感じたその時、密室となっているその部屋に作業員達が入ってきました。
とっさに用具箱に隠れる4人。
作業員達は蚕の硬さを調べたり、床を掃除したりしていますが、皆緊張した面持ちで怯えながら作業を行っています。
次の瞬間、突如鳴り響く警報音。
作業員達は一目散に出口へと向かいますが、間に合いません。二人の作業員が脱出する前にシャッターが閉まり閉じ込められてしまいました。
必死にシャッターを開けるように懇願する二人でしたが、いきなり液体が顔にかかります。
血が飛んできた先を見ると、作業員の一人が皮を剥がれよくわからないカマキリのような虫に食べられてしまいました。
虫がもう一人の作業員を捕らえると、、、
まとめ
今回は生殖種という言葉が登場しました。
最初は闇企業か、マフィアか何かにつかまったように見せていましたが、巨大な虫や整った設備から
そんなものでは説明がつかないほど規模の大きい何かに捕まってしまったようです。
巨大施設も一部は何とか見えましたが、全容はまだまだ見えてきませんね。
漫画の舞台背景や設定など、まだまだ見えてこない部分は沢山ありますが、それでもここまで物語に引き込まれるのはすごいです。
進撃の巨人を始めてみた時の衝撃と似ているものがあります。
これからストーリーがどのように展開していくのか、楽しみです。
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